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投稿アカデミー(2)タイトルの大文字表記 [Title Case Capitalization]

[AMA Manualより]

1.最初の文字とコロンの後は必ず大文字

2.go, do, am, is, be のような2文字の動詞を大文字にする。
例:What Is Sarcoma?

3.不定詞 “to”は大文字にしない。
例:We Need to Treat Mild Hypertension.

4.3文字以下の等位接続詞(and, or , but)、冠詞、前置詞は、タイトルの最初の単語である場合を除き、大文字にしない。4文字以上なら大文字になる。
Cardiovascular Risk Factors in Patients With Type 2 Diabetes

5.follow up “のような句動詞 (動詞と副詞や前置詞が結合して慣用的な意味を持ったもの)では、タイトルの両パートを大文字で表記する。
The Need to Follow Up the Patients

6.ハイフンでつながれた複合語の2番目の部分は、どちらかの部分がハイフンでつながれた接頭辞または接尾辞である場合、大文字にしない。
Intra-abdominal Surgery; Anti-inflammatory Drugs; Self-referral to Psychiatrics

7.ハイフンでつながれた複合語の2番目の部分は、両方の部分が1つの単語を構成している場合、大文字にしない。
Long-term Treatment; Part-time Nursing Staff; How to Interpret X-ray Films

8.一時的な複合語の場合で、ハイフンされた用語の各部分が等しい重さを持つ場合、両方の単語は大文字にする。
Cost-Benefit Analysis; Low-level Activity; B-Cell Lymphoma

[APA スタイルより]

https://apastyle.apa.org/style-grammar-guidelines/capitalization/title-case

APAスタイルでは、メジャーワードとマイナーワードにわけます。
メジャーワード:名詞、動詞(連結動詞を含む)、形容詞、副詞、代名詞、4文字以上の単語
マイナーワード:短い(文字以下)の単語、接続詞、短い前置詞、冠詞

1.タイトル、サブタイトル、コロンやem dash(エムダッシュ)のあと、最初の単語は必ず大文字

2.メジャーワードの場合はハイホンの後も大文字です。
(例 “Self-Report,”が正しい。 “Self-report”ではありません。)

3.接続詞でも4文字以上なら大文字です。(例 “With,” “Between,” “From”)

4.3文字以下の単語は小文字にする
– 短い接続詞(例:”and,” “as,” “but,” “for,” “if,” “nor,” “or,” “so,” “yet” など)。
– 冠詞(”a”、”an”、”the”)
– 短い前置詞 (例: “as,” “at,” “by,” “for,” “in,” “of,” “off,” “on,” “per,” “to,” “up,” “via”)
AMAとAPAの規定はほぼ同じですが、他のスタイルでは異なっていたり、投稿雑誌で独自の規定を設けていることがあります。

[参考文献のタイトル表記]

参考文献のリストでタイトル名を出版に合わせて大文字にするかどうか、迷ったことがあるかと思いますが、AMA Manual の10.2.1 ではこのように記載されています。

Title: Autonomic Response in Depersonalization Disorder
の雑誌を参考文献のリストに記載する場合は
Autonomic response in depersonalization disorder